訪問リハビリで辛いことを紹介!訪問セラピストはこんな悩みもあります!

日程 : 2023年11月11日(土)
時間 : 13:30 〜18:20
場所 : ウィンクあいち (愛知県名古屋市)

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「訪問リハビリで辛いことってどんなことがあるの?」

「訪問リハビリで働く理学療法士や作業療法士、言語聴覚士はどんな苦労や悩みを抱えているのだろう?」


そのようなことが気になる人はいませんか?



訪問リハビリは、多くの利用者さんが自宅で安心してリハビリを行えることから、その需要は年々増えています。

しかし、その一方で訪問リハビリの現場では、そうした訪問セラピスト自身が抱えるさまざまな問題や悩みが存在します。

訪問リハビリの仕事をしていると訪問リハビリ独自の悩みがあります。

私自身の体験も踏まえ、ここではその実態を詳しくお伝えします。

今回この記事では訪問リハビリの辛いこと・悩みなどにフォーカスして解説します。

この記事でわかること
  • 訪問リハビリにおける辛いこと、悩み、苦労
  • 訪問セラピストが普段どんなことを感じているのかがわかる
  • 訪問リハビリで働きたい人は働く前に訪問リハビリ独自の悩みなど理解することができる


では、早速解説していきます。

目次

訪問リハビリで辛いこと&訪問リハビリの悩み

訪問リハビリでは辛いことや悩みが多々あります。

また、そのような悩みは人それぞれです。

多くの人が抱えているような悩みは以下のとおりです。

  • 汚い家に訪問することがある
  • 夏は暑くて冬は寒い
  • 一人で訪問するため責任重大
  • 訪問宅で虫が出ることがある
  • ペットが苦手だったり猫アレルギーだったりする
  • 都会の場合は雨の日の自転車の運転が大変
  • 利用者さん本人や家族との人間関係で苦労する


一つずつ解説していきます。

汚い家に訪問することがある

訪問リハビリでは、利用者さんの家を訪問することが主な仕事です。

しかし、中には生活習慣や家庭環境などから、衛生状態が良くない家を訪問することもあります。

私も実際にそうした状況に遭遇したことがあり、そのたびに感じる心身のストレスは大きいです。

臭いがきつい家、あまり片付いていない家、蜘蛛の巣がはっている家など様々です。

そのような家に行く場合は辛いと感じる人もいるかもしれませんね。

夏は暑くて冬は寒い

訪問リハビリは季節による影響も大きいです。

夏は猛暑の中、冬は厳寒の中、利用者さんの元へと足を運びます。

季節による体調管理は訪問セラピストにとって欠かせないスキルと言えます。

湿度が高かったり、エアコンがついていなかったり、家によって様々ですので、環境適応が難しい人にとっては辛いと感じてしまうかもしれません。

一人で訪問するため責任重大

訪問リハビリは一人で行うため、その責任は非常に重大です。

利用者さんの健康状態やリハビリの進行を一手に担うため、常に高い注意力と専門性が求められます。

訪問リハビリは基本的に一人で訪問するため、その場で色々と判断したり、評価したり、情報を収集したりしなければいけません。

そのようなプレッシャーが辛いと感じる人も少なからずいるかもしれませんね。

訪問宅で虫が出ることがある

利用者さんの家を訪問する際、時折遭遇するのが虫の出現です。

私自身、虫が苦手なので、その都度大きな困惑を感じてしまいます。

特に蚊などは嫌ですよね。

ペットが苦手だったり猫アレルギーだったりする

訪問先でペットがいる場合、その対応も求められます。

ペットが苦手だったり、猫アレルギーなどのアレルギーがあると、それが仕事の妨げとなることもあります。

私自身、猫アレルギーのため、訪問先で猫と触れ合うと体調を崩してしまうことがあります。

都会の場合は雨の日の自転車の運転が大変

都会で訪問リハビリを行う場合、自転車を主な移動手段とすることが多いです。

しかし、雨の日の自転車運転は、滑りやすくなる路面や見通しの悪さから、事故リスクが高まります。

利用者さん本人や家族との人間関係で苦労する

利用者さんやその家族との人間関係も訪問リハビリの難しさの一つです。

リハビリの成功は、利用者さんやその家族との良好なコミュニケーションに大きく依存します。

しかし、思惑が合わない時や、予期せぬトラブルが起きた時など、人間関係のもつれは心理的なストレスとなります。

訪問リハビリは辛いこともあるけれど楽しいことの方が多い

訪問リハビリで感じる辛さや悩みをいくつかご紹介しました。

これらの困難さを乗り越えて、私たち訪問セラピストは日々利用者さんの支援に努めています。

訪問リハビリの現場は決して楽なものではありませんが、それでもなお、利用者さんの笑顔を見るたび、この仕事の価値を感じています。

もちろん、これらはあくまで私の体験や視点に基づくもので、全ての訪問セラピストが同じ悩みを抱えているわけではありません。

しかし、訪問リハビリの現場について理解を深め、利用者さんと訪問セラピスト双方がより良い環境を作り出せるよう、共有することの重要性を感じています。

どの職業にも困難や厳しさはありますが、それらを乗り越えることで得られる達成感や喜びもまた、この仕事を続ける大きな動力になっています。

訪問リハビリという仕事が抱える課題を知ることで、利用者さんやその家族、そして訪問セラピスト自身がより良い関係を築けることを願っています。


今回は訪問リハビリの辛いことを紹介しましたが、訪問リハビリは楽しいことの方が多いです。

ぜひ、訪問リハビリに興味がある人は訪問リハビリの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

杉浦 良介のアバター 杉浦 良介 理学療法士/ライター

医療従事者✖️Webライティング&Webサイト制作を得意とする。ブログ「訪問リハビリ・訪問看護情報サイト」運営/YouTube「訪問リハ&訪問看護&介護保険【制度マニア】」運営/著書には「リハコネ式!訪問リハのためのルールブック」がある。趣味は介護報酬改定の解説。

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