株式会社トビラによる保育・福祉施設の事業や採用支援事業に関する取り組み
株式会社トビラによる保育・福祉施設の事業や採用支援事業に関する取り組みを紹介します。
株式会社トビラの理念と事業内容
株式会社トビラでは、人々が輝き続けられる社会の実現、そして人に寄り添い未来を作る会社を目指して、事業展開をしています。
これまではNew agentとして18年間やってきましたが、令和5年4月に株式会社トビラとして、新しい業態で新しい仕事を始めるための船出を切りました。
株式会社トビラで取り組んでいる事業は大きく3つです。
保育・福祉施設の事業運営
株式会社トビラのメインは、保育園事業です。保育園「はひふへほいくえん」として愛知県に3か所、神奈川県に2か所にて運営しています。
「保育のあたりまえを環境から変えること」を目指し、子どもたちはもちろん、働くスタッフの環境にも向き合いながら運営を続けています。
障害者福祉事業
障害者福祉事業所としては、令和4年11月沖縄のうるま市にオープンした就労支援B型事業所「つくりば」を運営するほか、別会社フォルツァで3事業所、NPOストラトスで3事業所を展開しています。
基本的には就労継続支援B型ですが、NPOの1事業所はグループホームです。
そのほか、関連会社では、障害者施設の設立や運営支援、工賃向上支援、障害者優良人材も行っています。特に採用支援は1番力を入れている取り組みです。
そのほか、障害者福祉とさまざまな事業をかけ合わせた取り組みも行ってきました。
代表的なものの1つが無人販売餃子店の運営、通称”餃子ラボ”です。今後は”餃子神殿”と名前を変えて進めていこうと考えています。
これは通常の餃子店舗ではなく、福祉施設の一区画を使って餃子を製造し、自社製造商品を陳列して販売するといったものです。福祉施設内で販売店舗を作ることにより家賃などの経費を抑えることができ、その分を利用者さんの工賃に回しています。
これまで10年以上福祉施設を展開しながら感じるのは、工賃を上げるにしても障害の程度によって差が出てしまうことです。できるだけ工賃を均等にお支払いしたい、そして、利用者さん一人ひとりが役割とやりがいを持ってもらいたいと思い、仕組みを整えています。
さらに、工賃向上支援として、東京の企業と連携しながらジャパンフーズプロジェクトのアドバイザーもしています。こちらは、農福連携の加工品を中心に、自治体と契約連携しながら地域ブランドの創出をするプロジェクトです。
これまで、福島のエゴマオイルをドレッシングに加工したり、名古屋の無農薬の白菜や、肉、味噌を使った肉まんを販売したりしてきました。肉まんにおいては、フードランキングの上位入賞するなどの成果も出ています。
そのほか、障害者福祉とさまざまな事業の組み合わせとして、以下のような取り組みも行っています。
- ECサイトでの古着販売ノウハウ導入やハーブティー販売
- 福祉施設でのキッチンカーの運営
- 長久手市民向け農園管理受託
- 居住支援法人業務(住宅が借りられない高齢の方、障害者、シングルマザー、外国人などの支援)
採用支援事業「採くる」
中小企業の人事採用支援事業として、特に福祉系の領域で人事採用サービス「採くる」を展開をしています。サービス名「採くる」には、求人から事業のサイクルがよくなるようにという願いを込めました。
これまで保育事業に関わる中で、限られた予算内での保育士採用に苦労した経験があります。これらの経験をもとに、中小福祉介護事業の手伝いができればと思い、事業を立ち上げました。
広告媒体では、広告を掲載すること自体に費用がかかるのが一般的です。
求人募集にあたり、求職者が閲覧する主な媒体はプラットフォーム(indeed、求人ボックスなど)ですが、事業者側がこれらを利用して採用活動をするためには、求人票作成や運用など、コストや労力がかかることは避けられません。
採くるでは、採用に繋げることをポイントとし、会社の人事部門のアウトソーシングとして、活用いただける仕組みづくりに力を入れています。
会社の魅力を引き出す求人ホームページの作成、求職者のニーズに合わせた複数の求人ページ作成のほか、プラットフォームから入った求職者の導線を意識しました。さらに、ホームページやSNSに至るまで細かく作り上げ、求人票からの離脱を防ぐ取り組みも行っています。
これまで25社ほどクライアントがおり、訪問看護や老人施設等で採用に至った例があります。従来の方法と比較すると応募に対する採用率が高い特徴があり、求人票とのミスマッチが少ないと好評です。
費用は以下のようになっています。
初期費用:15万円
(内訳:求人票、ホームページ作成、競合調査、会社のヒヤリング調査、ホームページの導線、indeedのアカウント作成)
求人運用代行:5万円/月
広告運用手数料(別途)エリアによります。
福祉業界は、人がいないと事業が成り立たないにも関わらず常に人材が不足しており、継続した採用を必要とされているのが現状です。
単発で広告を出しても採用に繋がらない昨今では、求人票を磨いていかないと採用ができない状況に陥っています。
費用を抑えて採用活動を行いたい、また、人材採用の体制を整え、求人から事業全体のサイクルを良くしていきたい事業者様は、ぜひお問合せください。
株式会社トビラ