介護コネクティブ第5期目〜「自立支援型介護モデル」の教科書を創る！〜

介護コネクティブ第5期目のビジョンと今後に思い描く世界

こんにちは。株式会社介護コネクティブ編集部です。

この度、介護コネクティブは会員の皆様に支えられ設立から5期目を迎えました。

今期、介護コネクティブは会員の皆様と共にどこを目指し、何を創っていくのか。

寺本代表に5期目の戦略についてインタビューを行いました。

寺本代表の介護コネクティブ起業ストーリー

寺本代表は、2005年に理学療法士免許を取得後、医療現場で勤務。2015年から介護分野のリハビリテーションに携わるようになり、在宅医療介護のインフラが整っていないことに衝撃をうけます。

介護は、足りていない場所、特に僻地や田舎にこそ人財が必要であると考え「株式会社 介護コネクティブ」を設立。

介護領域で素敵な取り組みをする全国の企業や事業所を繋ぎ広げていくことで、人財や資源が全国に行き届き街が良くなると考え活動してきました。

経営理念は、「介護業界の未来と笑顔を共に創る」

ビジョンは、「世界で一番、介護業界を応援する会社となる」

ミッションは、「介護の現場で働く人達がもっと笑顔で働くことができる業界を共に創り、介護業界から日本、そして世界をもっと元気にする」ことを掲げています。

第4期までの振り返り

ーー第4期までの歩みとして、実際にどのようなことに取り組まれてきたのか教えて下さい。

第1期と第2期は、代表寺本が中心となり全国の介護領域の企業・事業所の経営支援を行ってきました。第3期からは、私の地元である愛知を盛り上げるために、新たに「まちづくり事業部」を設立。2021年11月愛知県西尾市に自立支援特化型のデイサービスIKIGAIをオープンし、第4期終了時点で開業1周年を迎えました。

弊社には「コネクティブ事業部」と「まちづくり事業部」があります。

コネクティブ事業部

最初はゼロからのスタートでしたが、全国の応援会員企業様は右肩上がりに増加し、現在の契約社数は48社です。

応援会員企業様は、介護福祉やヘルスケア関連、理学療法士などとなっており、コミュニティーの中で経営者視察会を行い、企業さんの横の繋がりを作りご縁や学びを得られる機会を作っています。

これまでは、新規オープンのデイサービス支援、障がい者就労支援事業×作業療法士のコラボレーション事業の協賛、行政委託事業の一環である買い物リハビリや5回転デイサービスの開業支援、介護従事者向けの旅行研修の拡大、といった活動例がございます。

まちづくり事業部

開業1周年を迎えたデイサービスIKIGAIでは、1人でも多くのご利用者様を元気にし、家族・ケアマネさんにIKIGAIを紹介してよかったと思っていただけるよう運営しております。契約数は68件です。

ご利用者様からは「病気になってから落ち込んでいたけど元気になりました。IKIGAIのおかげだと思っています」「孫に”デイサービスに行くようになっておばあちゃんは変わった”と言ってもらえました」など、前向きなフィードバックがあり、皆様の生活の一部になることができていることを嬉しく思います。

保険外事業としては、ご利用者様の旅行支援「IKIGAI旅行」の取り組みも行なっています。遠出をしてお酒を飲む、家族へお土産を買うなどの普段できない活動をする機会は、ご利用者様から大変喜んでいただいております。

第5期のビジョン

ーー第5期のビジョンについて教えて下さい。

第5期のビジョンについて、コネクティブ事業部とまちづくり事業部のそれぞれご紹介します。

コネクティブ事業部

第5期は、応援会員企業様を60社まで増やしたいと考えています。その後も加入を増やし、7期時点で100社と契約することが目標です。

また、第5期は下記3つの新たな取り組みを行います。

①ウェブメディアの立ち上げ：介護コネクティブ自社メディアとして情報発信

②日本全国での視察会実施：経営者やデイサービスの現場見学を通し、介護の先進的な部分に目を向けられる研修を行う。

③5周年祭の実施：オフラインで盛大に行う。

以上の活動を通して、今以上に安定感のある組織になるよう取り組んで参ります。

まちづくり事業部

デイサービスIKIGAIでは、5期の契約者数100人、毎日の稼働率9割を目指し、地域密着型のデイサービスを展開していきます。また、旅行や物販などの自費事業における週1回ほどの稼働、スタッフの採用なども積極的に行う予定です。

加えて、西尾市のナンバーワンを3つ作ることを視野に入れています。

①出席率90％以上を維持：

現時点ですでに出席率90％となっていますが、今後もご利用者様自身に「行きたい」と思っていただけるような施設づくりをしていきます。

②男女比5：5へ：

男性参加が2〜3割のデイサービスが多い中、IKIGAIご利用者様の男女比はおおよそ男性4：女性6です。男性の割合をさらに増やし、定年後も社会参加できるきっかけを作っていきたいと思います。

③地域連携の月問い合わせ数10件以上：

地域の中には、買い物に行きたくても行けない方の存在など、解決すべきことが多くあります。市の担当者と協力しながら、こういった西尾市の課題を1つでもクリアできるよう働きかけます。

下記の年間計画に基づき活動を行います。

• 11月：経営発表会
• 5月：半期経営発表会
• 1ヶ月ごと：IKIGAI旅行
• 2ヶ月ごと：IKIGAI勉強会
• 3ヶ月ごと：IKIGAIジャーナル発行

第5期は『西尾市になくてはならない場所となること』を目標とし、成長率150%を目指します。そして3年後の2025年には、日本の自立支援型介護モデルの教科書を作ります。ウェブメディアは”オンライン”の、デイサービスIKIGAIは”オフライン”の教科書として、応援会員企業様約100社と共に西尾市から日本が元気になる取り組みに寄与していきたいと考えます。

まちづくり事業部では、介護保険内で1日定員35名がフル稼働するデイサービス、公的保険外サービスとして週3回以上稼働するサービスを作り上げます。行政からの委託事業はすでに相談を受けておりますので、事業通してスタッフと共に地元を盛り上げることに力を注ぎます。

それから、アクティブシニアの活躍の場所を積極的に作ることも、今後取り組みたい活動の1つです。デイサービスに来られる高齢者は元気で、得意なことも多くあります。こういったご利用者様を雇用し、キッチンを飲食店にする、そこで作ってもらった食べ物をデリバリーするなどして、地域の方が自分の持つスキルを発揮する機会を作ることが目標です。

今後のビジョンと思い描く世界観

ーー最後に、今後のビジョンと思い描く世界観について教えて下さい。

今後も「大規模多機能型 医療介護福祉事業の展開」「介護×〇〇 まちづくりインフラ事業」の2つを活動の軸として熱量を生み続けます。

自立支援の取り組みが日本中に広がっていくという未来の実現のため、我々介護コネクティブは、今後2025年までに応援会員企業様を100社まで増やすこと、IKIGAI・ウェブメディアを日本の自立支援の教科書にすること、保険×保険外自立支援介護モデルを西尾から全国へ広げること、を目標に掲げます。また、理学療法士の活躍できる場所の拡大もすすんでチャレンジしていきたいと考えています。

“介護業界・理学療法士が子どもたちの夢 No1に！”

第5期も、介護コネクティブは会員の皆様とともに、介護業界を盛り上げるべく全力で走り抜きます。

日本から世界へ。介護業界の未来を共に創りましょう！

介護コネクティブのSNS

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