高齢化していく地域における介護業界の活性化の必要性

日程 : 2023年11月11日(土)
時間 : 13:30 〜18:20
場所 : ウィンクあいち (愛知県名古屋市)

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高齢化が進む中で、厚生労働省は地域包括ケアシステムの構築を打ち立てました。

地域で過ごす高齢者が増えるなかで、地域の高齢者ケアサービスは充実できているのでしょうか。

今回は高齢者の地域への移行に対して、介護業界ができることを解説していきます。

目次

地域包括ケアシステム構築が進み地域で過ごす高齢者が増えていく

厚生労働省が提言する地域包括ケアシステムが構築されていき、地域で療養・居住していく高齢者がさらに増加していくでしょう。

地域で過ごす高齢者はもちろんですが、さらに日本全体で高齢者は増加していきます。その中で注目しなければならないのは、地域において介護サービスが充実しているのかどうかということです。

高齢者の多くが地域で暮らしていく以上、地域での介護サービスの充実度を上げていくことは、この先を考えるためには避けては通れない問題です。

地域での介護サービスは充実している?

厚生労働省が2025年問題を提言するなかで、2025年度には約243万人の介護職員の人員が必要であると発表しています。

しかし、自分の地元の地域の状況はどうでしょうか。

給与や待遇などさまざまな点で、中央の都市には職員や人員が集中します。しかし周りの地域では若手の職員が少なかったり、職員の高齢化が課題となっていたりすることがあります。

今後は、社会の問題に向き合うことも重要ですが、自分の過ごす身近な地域が抱える課題に注目すべきといえるでしょう。地域の課題に向き合い、活性化させていく必要があります。

地域の介護業界が活性化するには?

では、地域の介護業界が活性化していくためにはどうしていく必要があるでしょうか。

株式会社介護コネクティブが現在提供しているサービスを2つご紹介します。

まちづくり事業部のデイサービス開業

介護コネクティブは、愛知県に自立支援特化型のデイサービス「IKIGAI」をオープンさせました。この施設では、介護コネクティブと介護の分野で繋がった全国のたくさんの企業が、事業の開拓のために考えた新しいサービスをここで試しています。

利用者さんは、今までのデイサービス概念を覆す、新しい取り組みやサービスを受けることができます。これからの介護業界を支えていくためにとても革新的な施設です。

企業との連携

介護コネクティブはコミュニティを作る会社です。介護分野をベースに、全国の企業と繋がる活動をしています。繋がった企業は応援会員と呼び、定期的に応援会員限定の勉強会を行うことや、介護福祉企業の視察を行い、学びやご縁をつなげる活動をしています。また、理学療法士で応援会員の方を対象に、企業とコラボして展示会への出展や、セミナーやイベントの開催など幅広く連携して活動しており、現在進行しているプロジェクトも複数あります。

地域で過ごす高齢者が安心して過ごせるまちづくりのためには理学療法士の存在が欠かせません。さまざまな企業が地域の介護業界の活性化に関わっています。

地域の介護業界の活性化で暮らしやすい街づくりを

地域の介護業界が活性化することは、利用者さんだけでなく、利用者さんの家族や介護業界で働く人にもたくさんのメリットがあります。人材不足をはじめとする問題が常にあり、これまでの介護の現場でのサービスには限界がありました。

最近では、企業の公的保険外サービスの拡大化が進んでいます。公的保険外サービスが拡大することによって、利用者さん側に多くの選択肢ができ、今まで以上に自分らしい生活を送ることができるのではないでしょうか。

これからは、介護コネクティブのように企業間で協力し合い、介護の現場に参入し、時代のニーズに合わせた新しい介護の現場を創っていくことが、これからの地域の高齢化への対策になるでしょう。

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