リハプライム様企業紹介
埼玉県さいたま市でデイサービス中心とした介護事業を全国展開している、リハプライム株式会社の企業紹介です。
創業までのストーリー
創業者の小池は元々サラリーマン。45歳でリハプライムを起業しました。起業のきっかけは、ご両親が病気で倒れたことです。入院後介護施設を探すために動き出しましたが、親世代を任せたいと思う施設がほとんど見つからないことに気づきます。
「自分の親を自信を持って任せられる、リハビリ施設を作りたい」
そう思い、一念発起して起業しました。
リハビリ型のデイサービスをスタートさせましたが、親世代の面倒を見るために必要なサービスはデイサービスだけではありませんでした。
ご両親の体調が悪くなるにつれ、訪問看護ステーション、福祉用具など、介護保険内外に関わらず多くのサービスが必要であることに気づきます。
介護保険を使ってヘルパーに対応依頼をする場合、サポート内容にムラが生じることがあります。例えば、窓ガラスの内側は拭けるが、窓の外は定期清掃として対象外となる、同じ家族でも、介護認定された母の洗濯はできるが認定完了していない父のものはできないなどです。
このような状況下で「自分の親のことは全部自分でマネジメントしたい」「親に、最期の最期まで住み慣れたエリアで過ごしてほしい」という思いが強くなりました。そこで生み出したのが、シニアの在宅生活をサポートする”顔の見える地域包括システム”、『コンパスウィレッジ構想』です。
私たちが展開している一つひとつの事業は、すでにエリア内にありました。
しかし各サービス間の連携がうまくいっていない現状やスタッフのケアのばらつきに、親が違和感を覚えるシーンもあったようです。
この経験により、医療や介護には、息子・娘のサポートを代行するような働きぶりが必要だと考え起業しました。
理念
企業理念は、人生の大先輩を敬って護る『敬護』です。お年寄りを介助して護る「介護」ではありません。この理念を通じて、年を重ねても挑戦し続けられる、理屈なしに存在を尊重される、ハッピーリタイアメント社会を作っています。
私たちは、小さい頃から親世代に守られてきました。親に元気がなくなったら、今度は私たちが守る番です。
リハプライムが提供するのは、リハビリ、デイサービスではなく、誇りビジネス。
“シニアの誇り”を商品とし、自尊心を保つ、誇りを失わない、やりたいことをやりたいときにできる、そんな機会・場所を作りたいと思い活動しています。
さらに、働いているスタッフも主体性を持ち、”他人からやらさせられる”のではなく、”自分のやりたい事業ができる、笑顔で過ごせる、次の日が来るのをワクワクして待てる”ような職場を目指しています。
事業内容
年を重ねたとき、自分の娘・息子のように親身になってくれる近所の方が面倒を見てくれたら素敵だと思いませんか。
リハプライムは、介護会社ではなく、親世代が必要な事業を行うことに力を注いでいます。
例えば、デイサービスの隣にあるスーパーマーケット。高齢者も、自分の目で見て、手で触って商品を選びたいはずです。リハビリが目的ではなく、自分がやりたいことの実現のためにリハビリを頑張る環境を作りたい。そのような思いを汲んだ場所を、デイサービスの隣に作りました。そのほか、親世代向けの”送迎付きバリアフリー美容室”、保険外の”娘息子代行サービス”など、必要な事業を拡大しています。
「敬護」の企業理念を軸に始めたデイサービス「コンパスフォーク」は、北は青森県、南は宮崎県と全国各地へ展開しすでに140店舗を超えました(2022年12月現在)。弊社の「敬護」の理念に共感し、自分の事業で親世代を守りたいという多くの方が賛同してくださっています。
平成23年から4人でスタートした会社も、今は240人ほどになりました。スタッフの約7割は理学療法士です。今後は、理学療法士も経営者になる時代が来ると思っています。自分で意思決定し、自分の命の時間を自分の思う成功のために使っていける、そのような若手起業家を育てることにも尽力していきます。
YouTube
https://youtu.be/SbuCJA40eis
リハプライム株式会社
https://keigo-group.co.jp/